★サプールとは何か?
コンゴの服飾文化の一種がサップ(SAPE)である。そして、サップを愛好する人々を、サプール
(Sapeur)と呼ぶ。コンゴ共和国は1882年から1960年までフランスの植民地であり、1960
年に独立しました。フランスの植民地だったコンゴの人々は、フランスの文化や洗練された服飾
文化に 憧れを抱いているのだそうです。そして、フランスの服飾文化に特に強い影響を 受けてい
る人々がサプールなのである。
★サプールは休日に出現する?
最大限のおしゃれをして、街を闊歩するのお決まりだ。ブランド服をまとっている彼らだが、
けして裕福な人々ではないのである。普段は肉体労働で汗を流し、休日だけにサプールの活動
を行うのである。平均月収300ドルのコンゴ人が給料の大半をつぎ込んで、おしゃれをするので
ある。ちなみに、コンゴ共和国はアフリカきっての最貧国なんだよね。
★サプールは平和を愛する!
平和を愛し、礼儀正しくエレガントに生活を営んでいく。武器を持たず、おしゃれをする。なぜ
ならば平和でなければ、おしゃれはできないからである。