国民年金の任意加入については『早期リタイアして海外移住先で年金を払う？国民年金の任意加入について　タイ編』を参照していただきたい。http://ymhmm173.gjgd.net/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%97%A9%E6%9C%9F%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E6%B5%B7%E5%A4%96%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E5%85%88%E3%81%A7%E5%B9%B4%E9%87%91%E3%82%92%E6%89%95%E3%81%86%EF%BC%9F


<台湾の年金制度>

台湾（中華民国）では2008年10月から国民年金制度が運用開始されたものの、その歴史はまだ浅
い。また、他の職域保険制度に加入している軍人、公務員、教員などもいる。台湾の国民年金は公益的な宝くじの利益、営業税、公共予算も充当されている。


管轄：内政部（国民年金）


委託管理：労工保険局


加入条件と義務：・基本的には強制加入方式
　　　　　　　　・加入年齢は満25歳から65歳未満の者
　　　　　　　　・台湾国籍がある者
　　　　　　　　・未加入でも罰則はないが、国民年金の受給することができない
　　　　　　　　・国民年金法には罰則があり、詐欺あるいはその他の不正な行為により保険の　　　
　　　　　　　　　給付を受けた者は、返金を要求される以外に、その不正に受け取った保険額　　　　
　　　　　　　　　の２倍の罰金を支払うことになる。また同時に、夫婦共に国民年金保険の受　
　　　　　　　　　給を保証するために配偶者は支払いの連帯義務がある。もし、未納となると　　
　　　　　　　　　法律に基づき罰金が科せられる。

保険料：保険料の40％（台湾政府の補助）
　　　　
　　　　保険料の60％（加入者が実際に支払う保険料）

　　　　2014年の月額保険料は778元＝約3112円（1元＝４円で換算）


給付：台湾の国民年金の老齢年金給付方法

　　　①１カ月の保険額×０．６５％×保険加入期間＋３，０００元（２４歳～６４歳に保険加入　　　　　
　　　　した者に適応）

　　　②１カ月の保険額X１．３％X保険加入期間である。（２４歳以下で４０年の支払いを満た　
　　　　す者）

　さらに、心身障害年金給付、遺族年金の給付、死亡給付もある。