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非正規労働者が年金について思うこと

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蟻族 中国のFラン大学卒業生たちの末路

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蟻族 中国のFラン大学卒業生たちの末路

★蟻族とは具体的にどのような人々の事なのか?

中国の都市部に生活する安定的な職を得られない大卒者集団である。また、1980年代生まれで、

大学を卒業しているが低所得の若者のことを指している。蟻族は大学卒業者であるが、定職が

ないあるいは定職を持っていても低所得のため、一人で住む賃貸住宅を借りることができなく、

若者たちが集まって下町で一つの部屋で暮らしている。蟻族という言葉は、対外経貿大学副教授

の廉思が定義した。そのため、蟻族は日々の暮らしに困窮している。


★蟻族が急増している背景

中国政府が1997年から大学の民営化を許可したことにより、中国全土で大学が乱立した。2001年

には1225校だった中国の大学数は2011年には2409校に倍増した。新設の大学はレベルが低く、産

業界から求められる基準を満たさない。無資格教員が指導をしていたりすることが多く、入学試

験は名前さえ書けば入学できる。つまり、教員も学生もどちらも質が悪いのである。中国では

2013年に約700万人の大学生が卒業した。一方、日本の大学卒業生数は約50万人である。中国の

産業構造は低賃金の肉体労働が多く、大学卒業者が希望する事務系ホワイトカラーの職種は少な

い。産業界と求職者の間で雇用のミスマッチが生じているのである。
 
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プロフィール

HN:
年金太郎
性別:
男性
自己紹介:
30代の男性です。リーマンショックで民間企業をリストラされ、非正規労働者として職を転々としています。

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