日本国内に住むすべての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務づけられていますが、学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される学生納付特例制度が設けられています。 本人の所得が一定以下が対象となります。なお、家族の方の所得の多寡は問いません。

本年度の所得基準（申請者本人のみ）

118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等

（注意）
学生納付特例制度は学生納付特例対象校で学ぶ学生が利用できる制度です。学生であっても学生納付特例対象校に該当しない場合は利用できません。しかし、その場合は免除（納付猶予）制度を利用できる可能性があります。
   

(補足）学生納付特例制度の承認を受けた期間は受給資格期間に含まれるが、将来受け取る年金の
受給額は増えない。また、障害年金や遺族年金の支給要件として算入される。